ハウスメーカーにデザイン住宅を依頼する場合

一番のメリットはシンプルでわかりやすいことでしょう。セミオーダーシステムになっており、カタログを見ながらオプションを選んで家屋の形を決めているスタイルです。設計するプロセスが定番化しています。スムーズに家造りができる仕組みだからシンプルです。マニュアル化されているので建築スピードも速く、品質は安定しています。

デメリットは、デザインの自由度が制限されること。お住まいにこだわりがあっても、それが実現されないこともあります。広告費がオンされますので、建築費用が高額になります。

設計事務所にデザイン住宅を依頼する場合

自由度の高さが特徴点です。依頼する施主さんの希望をできるだけくみ取ってくれます。希望を形にすることに関しては一番長けているのが設計事務所です。提案力も優れていますし、オリジナリティーがあるこだわりの住宅ができます。

その反面として、打ち合わせをする回数は多くなる傾向があります。ゼロから家造りをはじめますから、コンセプトや具体的な設計プランができるまで、打ち合わせをくり返す必要があります。建築家との相性もあり、満足度は大きく左右されます。ある意味、当たり外れが大きいですから、しっかりと事前調査をしましょう。

工務店にデザイン住宅を依頼する場合

地域に密着しているところがメリットになります。その土地の風土や特徴を熟知しています。アフターフォローもすぐに対応してくれやすいです。設計も建築も両方を担当しますから、費用の計画も立てやすいですね。フットワークの良さでは一番でしょう。

デザイン面では、建築事務所のほうが上のように思いますが、最近は「デザイン工務店」も増えています。デザイン性も高く自由度の高い設計もできます。

いかがでしたでしょうか?

デザイン住宅を依頼する場合は、建築事務所・工務店など、どこに依頼するのかについてご紹介しました。それぞれの特徴がご理解いただけたでしょう。メリットやデメリットを比較しながら、依頼先を決めるようにしましょう。一番バランスが良いのは「デザイン工務店」になるでしょうか。